Netify: Chrome用のコンパクトなデバッグプロキシ
Netifyは、FiddlerやCharlesのようなツールと同様に、リクエストをインターセプトして変更することができる、Chrome用のコンパクトなデバッグプロキシです。Chromeの開発者ツールに直接実装されているため、開発者にとって便利なオプションです。
Netifyを使用すると、URL、メソッド、リソースのタイプによるプロキシのリクエストをフィルタリングすることができます。また、任意のURLにリクエストをリダイレクトしたり、リクエストヘッダーを追加、置換、削除することもできます。さらに、テキスト/JSON、Base64、またはフォームデータでリクエストボディを置換することもできます。
Netifyの機能は、レスポンスヘッダーとボディを操作することもできます。レスポンスステータスコードを置換したり、レスポンスヘッダーを追加、置換、削除したり、テキストやBase64、さらにはファイルの内容でレスポンスボディを置換することもできます。さらに、クライアント側で追加のレスポンス遅延を設定したり、リクエストをキャンセルするオプションもあります。
Netifyでは、これらの変更を事前に定義されたルールに従って行うか、インターセプトされたリクエストを変更することによって行うことができます。これは、ブレークポイントの設定と似ています。
なお、NetifyはChrome Devtoolプロトコルの実験的な機能を基にしているため、将来のブラウザの更新との互換性の問題が発生する可能性がありますので、ご注意ください。